文字と物語

2003年2月25日
戦場のピアニスト見に行ってきました。
(そよ風さんかぶってごめん〜&意見が違うので流してください)

おすぎの「こんな映画見たことない、絶対行きなさい!」という声につられ
友達と映画館へ。

平日なので観客はあまりいなく
1時間前についた僕らはど真ん中の席を取ることに成功。

鑑賞開始。
・・・内容は
シンドラーのリストとライフイズビューティフルを足して2で割った感じ。
残酷なシーンが多数。
・・・それだけでした。
期待しすぎたかな?
どうも
ピアニストがピアニストであることを掘り出して詮索追求していない気がする。ピアニストらしい内的葛藤や自己矛盾に追い込まれていく様子がまったくなく、ピアニストの○○であるまでを軽く触る程度。単なる「私、職業、ピアニストです」の一言が貫通テーマとなってしまっているのでは。
リアリズムを追求しすぎて、史実に忠実に描こうとしようとしたあまりに、心の物語がなおざりにされている感じが否めない。

さきほどテレビを見ていて
作家の室井さんが
「韓国地下鉄事件:死者200人と新聞にはあるが文字で表すと死者200というたった5文字に過ぎない。けれど、200もの物語がそこで消えていったことを深く受け止めるべき」
と言っていた。

そうです、一人の人生がひとつの物語なのです。
そこにはドラマ性が必ずあり、映画にすることが
できる。だが、今回の戦場のピアニストは
「一人のピアニスト」で室井さんの前半の発言部分と同じである。

こういう人がいたんだよ、彼はピアニストだったんだよ。と語りかけている風にしか見えなかった。

だからこそ
戦場のピアニストの洋題は「The Pianist」
なんだよと言われると、
納得することはできる。

観客も集中力が続かず、トイレに行く人が
続出していた。

そして最後のシーンだけは
ちょっと頭に来たのを覚えた。
意図的にアングルをああいうふうにしていたのは
見え見え。
心理的に僕ら観客らが、良い作品を見ましたよね〜
って思わせるようになっているアングル。
あれはなしでしょう。
スクリーンの中と映画館をくっつけ、
あたかも大ホールのように思わせ、
さらにスクリーンの中の前方観客から徐々に
スタンディングオベーション。
そしてその気持ちを僕たちにまで
強引にさせようとしていた。
ひっかかりませんよ。

ロードオブザリングのほうが
格段に良かったです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
二日前のI○M懇親会の報告。

今回の懇親会は最高学府のT大と僕のK大との
合同懇親会。さらに副社長まで参加。

普通の居酒屋で、人数は50弱。
あっ、端っこでおっさんが挨拶している。
と思ったら、その人が副社長とのこと。
えっ?と一瞬疑ってしまった。
僕のイメージでは
我の強そうな威厳のある人をイメージしていたのであるが、
なよなよして声も小さく、おとなしそうな
どこにでもいるおじさんだった。

ちょっとショック。
世の中を引っ張っている企業の副社長が
あんなんなんて・・・
言える立場ではもちろんないが、
誰もが思っていた。

そして僕の座った席は
僕以外、みんなT大さん。
話は、T大の内輪話ばかりで、つ、つまらない。
そして途中から僕の隣に座ってきたT大の女性が
「なんでここは話が盛り上がらないの〜」
だって。
お〜い、だったら盛り上げなよ〜
批判は誰だってできるのよ〜
次に
「K大の人ってオーラがあるよね、一人一人」
と。
確かに懇親会に来ているT大の人を
見渡してみると、みんな同じ環境で育った人間のように感じてしまう。
大学そうさせてしまうのか、それとも
それ以前の家庭環境がそうさせるのであるのか?

飲み放題なので、ワインを飲む飲む飲む。
人のワインも飲む。隣のテーブルからワインボトルを奪取し、飲む飲む。

そして帰る。

あたまが、割れるように痛い〜〜

久しぶりにつらいぞ〜〜

トイレに数回駆け込む。

ばたんQ=
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明日は東京芸術劇場で
教わっていた先生の配慮で
直前の舞台稽古に参加してきます。
ミュージカルコメディーで
明日の夜(ソワレ)が初日公演となります。
「チャーリーはどこだ?」
興味のあるかたは是非池袋の東京芸術劇場に足を運んでみてください。

しっかり勉強してきます。

ではでは、一人暮らし引越し計画で頭がいっぱいっす。



世界を動かす10cm

2003年2月21日
ガン・ガン・ガン!
響き渡る鈍音。
村上春樹の世界の終わりとハードボイルドワンダーランドのように、
別世界で物語が進んでいる。
はっ、これは夢か?

揺れている
確かに揺れている。
壁がミシミシと窮屈そうな音を立て、
天井からはホコリが舞い落ちる。

どうやら地震ではなさそうだ。

ゆっくり起き上がった僕は
音のするほうへ寝ぼけまなこで近づく。

カーテンをサッと開けると
そこには信じられない光景が。

家の二階と同じくらいの大きさのでっかい重機が
思いっきり家の前の狭い道路を壊している。
高く振り上げたショベルを一気に地面へと
たたきつけ、えぐっている。地面をえぐっている。

何してんのさ〜とおもいつつ
外に出てみると
「道路を平らにするため、一回全部壊しちゃいます。」
だってさ。

お〜い、道路を平らにする前に家がぺしゃんこに
なっちゃうよ〜

破壊活動が朝9時から3時間以上続く。

予算を埋め合わせるための公共工事か・・・
必要ない・・・
と思ったが
働いている人たちにとっては
必要なのね。

作業員の中に一人の若い女の子がいて、
ヘルメットをかぶって一生懸命働いている。
うちの犬が重機を見て怖がってるのを
なだめてくれもしてくれる。

輝いているね。
素でありのままで生きているって感じがした。
それに比べて
自分がなんて欲のかたまりであることか。
「もっと素直に、もっと自分らしく。」
という言葉が
彼女を見ていると自分の心の中に
聞こえてきた。

工事が終わり、夕方は
メガネを購入。

夜は1ヶ月ぶりのサッカーへ。
足首はテーピングでぐるぐる巻きに。

楽しいね、サッカーって。
サッカーをやっているみんなも楽しいや。
最高。
また怪我しないようにかる〜くリハビリ程度に
動いて終了。

こうやって時を過ごして
人生を生きていくのもいいかなって
ちょっと思っちゃいました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>そよ風さんへ

「ロードオブザリング第二章」はかなりよかったですよ。第一章を見てなくても楽しめます。戦闘シーンはかなり凝っています。来週には友達と「戦場のピアニスト」を見る予定。
村上春樹の僕のおすすめは
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
友達いわく春樹の作品には順番があるとか言ってたけど無視無視。あと平野啓一郎もおすすめです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

瓶ビール、コロナの栓を抜く。
パシュッと爽快な音を立てて
きめ細かい泡が加速度的に膨張し、一定のラインで
落ち着く。
ひと口、口に含み
鼻腔から少量の酸素を取り込むと
コロナの奥に隠れていた匂いが
脳髄で感じ取れる。

メキシコだ。
この瓶の中に詰まっていたのは
メキシコそのものなのだ。

昨日はギネスを飲んでアイルランドを旅し
今日はコロナを飲んでメキシコを旅している。

こうやれば世界中を回ることも夢ではないかも。

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明日はある大学だけお呼ばれした
入社する会社の懇親会です。
副社長やトップマネージメントらが集まるらしいので飲みに参加してきます。
成功している人がどういう人たちなのか
この眼でしかと見てやりまっせ。


久しぶりに充実した一日でした。
こういう日が毎日送れるよう
大切に過ごしていきたい、な。ねっ。

軍事境界線を10cm〜20cm踏み出した
北朝鮮兵。
このたった10cmが世界を動かす10cmと
なりそうです。
ふと僕の机にある一本のものさしを手にとる。
10cmってこれくらいか〜と
親指と人差し指を広げてみる。

世界を動かす10cm。

逆に言えば
たった10cmで、
平和をもたらすことができるのではないかと
思った。
一人の人間は世界人口60億のうちの一人であるけれども
内存している価値は決して1/60億ではないのだと
信じている。

それではおやすみなさい。
明日の朝も工事の音で起こされそう・・・


分単位の攻防戦

2003年2月18日

>へっぽこキム太郎さん

僕はカイジ占いでカイジタイプでした・・・
同じ文字化け状態に陥っていたので
解決方法はめちゃ助かりましたよ。

>そよ風さん

「夏への扉」は読みましたよ。大学の生協で
お勧めしていたので。
村山由佳は僕も読みました。
彼女の直感的な表現がものすごくピンポイントで
共感することができるのでとても好きです。
小説家というより、シナリオライター色が
強く、映像として彼女に撮らせたら
ものすごく良い作品ができるような気がします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
え〜住宅説明会に行ってきて、
その足で住むところ決めちゃいました。

だって、ものすごい早さでどんどん
物件が埋まっちゃうんだもん。

不動産やの人と物件を下見している間、20分
ぐらいなのに、戻ってきたら
「いや〜もう埋まっちゃった」

ゲッと思い、じゃあここでお願いします。
と言ってしまったのだ。
でも、その1分後に来た
うちの新入社員の人が
僕の選んだ物件を
「お願いします」
と言いにきた。

1分の差で勝利。
おそろしい。
分単位の攻防戦。

ってことで、
千葉の浦安に決定。
家賃も住宅補助がかなりでるので
1ヶ月2万7千円が給料から引かれるだけですむ。
1年で33万ぐらい。
まあ、良いか。
結構広い部屋なので
大量の演劇の本を置く事ができそう。

ついに自分で稼いだお金で
自分ひとりで家に住むのです。

不安だけどどんな生活をしようか憧れを抱く。

ディズニーランドも自転車で行ける距離なので
休日には演劇本を片手に
ぶらぶら行こうかな。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

物件探す目的で月島に行き、
おいし〜いもんじゃ焼きを食す。

もちチーズもんじゃ。

たまんないね。

店のおっちゃんが全部作ってくれて
それがうまいのなんの。
というより、
焼きあがるもんじゃが芸術作品に見えた。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

住むところ決まったので

次へGO。

今月26日に東京芸術劇場で行う
ミュージカルの演出を先生が行っているので
その日のゲネプロ(最終通し稽古)と
初日の公演に行ってきます。
もちろんタダですよ。

勉強、勉強〜
バイトもせなあかんな〜

ではでは、朝早くから動き回っていたため
かなりお疲れです。

おやさみなさい。

粗密、均衡

2003年2月16日
バレンタインデーも何事もなく終了。

年齢が増えると指数関数的にチョコの数が
減っていく〜

ついにおかんからももらえず、初の0個。
ま、気にしない。

で、今日は早朝から映画館に行って
ロードオブザリング第二章のチケット購入。
チケットボックス開始30分前だというのに
200人以上の列、列、列。
買えないかなーと不安になったけど
ぎりぎりで購入成功。
しか〜し学割が使えんだと!
どこにも書いてないやんか〜〜
結局1800円・・・
高い!

そして夜の8時からまた映画館に行き
鑑賞。
3時間という長さもまったく感じさせない出来で
満足満足。
三部で完結なんだけど、
今回の二部って一部よりも
ストーリー性を濃くして、飽きさせないようにし、
そして三部での完結にうまく持って行けるように
バランスをとる事が一般的に大事なんだけど
文句なしでしょう。
ただ時系列に少々問題点と違和感を感じるところはあったけど。

グラフィックの繊細さと壮大なスケール、
神話性を有するストーリーは
今までの映画の中で類を見ない。
演技の良さがかなり際立っていたのもグッド。

1800円分の価値は十二分にあったね。

おすすめです。

来週は戦場のピアニストかな。

昔の彼女とTELをした。

何も変わってなかったので

別れて正解だったと確信した。

今日はいい夢見れそうです。

おやすみなさい。

飲み明かして、家に帰って
昼間までZzz・・・
起きて病院行って
そのあと犬の散歩。

ポカポカ陽気で、もう春が来たのかい?と
思わせるぐらいの天気の良さ。
気持ちいいね〜〜
ちょうど山の頂に太陽が沈もうとしている。
茜色に染まった光が、川面に反射して
キラキラと揺らめいている。

自然っていいな〜と思いつつ
犬と遊びまくる。
犬が疲れ果てて
公園で寝転んでいるので
何気なく空を見上げたら
大きな雲が悠然とたたずんでいる。
ふと、今立っている僕の場所が
戦争が起こる世界へと
リンクした。
目の前に様々な表情が浮かぶ。
微笑み・悲しみ・憎しみ・そしてまた微笑み。
だれだって死にたくはないし、
死ぬために生きているのではないことは
十分わかっている。
ただ守るべき人がいるからこそ
死を覚悟することはできる。

それをわかっていながら
キリストの聖書に手を置いて公然と言う
「ゲームイズオーバー」
ありえない。
隣人を守るために隣人を死においやることは
甚だおかしい。
しかもゲームをはじめたのはお宅やろ。

平和はみんなの手で築き上げるものであり、
権力と権力のパワーバランスがとれた状態を
いうものであることを念頭においておかなければ
平和主義者は単なる空想家で終わる。

この空の向こうで
いま起ころうとしてることが
少しだけ身近に感じることができた。

足元には遊び疲れて休んでいるうちの犬
はるかかなたでは銃を手にして休んでいる人

だれもが望む平和はこの空にあるのに。
たまには見上げてごらん、空を。
ねえ、ブッシュさん。
「Look up into the sky」

少年史

2003年2月12日
抜け殻状態〜

修論終わってからというものの、
目の前に迫りくる不安。

就職。

一人暮らしのために
物件を探しているも、
自分が夜な夜な疲れて
ただ家に帰るだけの姿を想像している。

どうせ疲れるんだったら
自分がやりたい仕事をしたい、と
最近痛烈に思うのでございます。

すると人生お先が見えてしまっているような
感じがして、沈んでいく気持ち。

たぶん、おこちゃまなんだよね、自分が。

自分の好きなことなんて、学生のうちしか
できないし、親に迷惑かけてている時点で
甘甘なんだと思う。

ん〜やばいな〜〜
焦っている・・・

そんな間にも時間はどんどん過ぎていき、
年をとっていく。

選択肢があるからこそ、逆に不幸せって
思うときがかなりある。
飛躍して話すと、
北朝鮮の人々は、選択肢がないため
思うこと目指すことはひとつであり
彼らにとっては幸せなのであり、
先進国の人々は
選択の多さに戸惑いを覚え
自分自身を認識かつ確立ができないため
悩んでいる。

飢えで死んでいくのと
悩んで死んでいくのと
の違いかな。


選択の自由の鎖は時には拷問となる。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
な〜んて暗いこと書いていても
始まらないので、さっき見たTVの話。
アニメ「花田少年史」

むかしの懐かしさ、
たとえば
夏休みに山の中を駆け回り、疲れて芝生に寝転んで真っ青な空と自然な空気を思いっきり吸い込んだ時のあの気持ち、
とか、
校庭で遊んでいて、そろそろ日が暮れるときの
あの切なくも生きていることの実感を体全体で
感じる気持ち、

そんな気持ちを思い出させてくれるほのぼのアニメ。
大好きやわなー、いつまでも子供でいたいなんて
思っちゃうよ。

今日は拾った猫が、野犬に襲われて、
助けることができず、死んでしまった。
けれど、その猫が子供を産んでいて
そいつらを飼うお話。

「ドラえもんのびたの結婚記念日」
の次に号泣。

枯れた心も一時的に潤いました。

欲を出さなければ、
小さな幸せだけで生きていけるのです。
わかっていながらも
時に欲と憧れにさいなやまされ、
現実の自分とのギャップに
落ち込む。

でも、でも、
そういう時って、盲目なんだよね、
まったく周りが見えていない。

小さな幸せが自分にとって大きな幸せで
ありますように。

(自分の想像力が人を感動させることは人生の目標であることは変わらず)

ありゃ、あやまって消してしまったので、
もう一度書き直し。

修論発表こなし、卒業で〜〜す。

−−−−−−−−−−−−−−−
前日の夜中に発表原稿を
横から縦につくりかえ、
朝を迎えた。

少し早めに大学へ行くと、
高校生たちがわんさかいた。
しかも、みんな不安と緊張が顔に表れていて、
なんだろうと近くにある立て看板をみたら
「法学部A方式入試試験」
と書いてあった。
そうか、この時期は入試か。

がんばれ、がんばれと心の中で応援しつつも
さっそうと研究室に向かう。

大学に入るために試験を受ける高校生たち
大学から出るために発表をするぽんた。

6年前は同じ立場だったんだな、と懐かしく
思いながらも、逆に6年間でぽんたは
こんなに変わったんだなと、再認識した。

研究室につくと、すでに発表を終えた人たちが
楽しそうに話している。
う、うらやましい〜〜

飯もあまりのどをとおらず、
いざ発表教室へ。

以外にも緊張することなく
発表も30秒オーバーするくらいで
無難に終わった。ただ、そのあとの討論タイムが
やはりしんどかったが、ぼくのことを
気に入ってくれている先生が、僕を守って、質問してきた先生と一騎打ちになり、見事勝利。それを僕は壇上でぼけーっと聞いていただけ。ほぼそれで時間がつぶれて、討論終了。発表終了。

終わったあとは、今度は合格かどうかの
審査待ち。
かなり審査会議が長引き、4時間たっても
結果がでない。
5時間たってようやく先生たちがぞろぞろ
出てきた。そして口頭で結果を発表。

ぽんた「先生、どうでした?」
先生「来年もやることになったよ〜〜」
ぽんた「えっ!うそでしょ!」
先生「うそ、うそ」
ぽんた「な〜〜そりゃないですよ」
先生「ハハハッ、合格だよ。発表はよかったよ」
ぽんた「あ、ありがとうございます。」

ってな感じでOK。

夜は打ち上げで、飲みまくり。
終電のがし、研究室で爆睡。

始発で帰り、家に着くと、
会社から配属通知が届いていた。
とりあえず、東京なんでまあ一安心。
所属は・・・ってよくわからない。
たぶん、名前からして
官公庁のSE。

金融じゃなくて良かった、よかった。
まあ、一年で縁を切って、次へ行こうと
踏んでいるのだが、もうそうするしかないでしょう。

左肩の荷が降りたが、右肩の荷がまだあるある。

春休みをどう使うか、まじめに考えます。
だけど今日ぐらいはゆっくりやすませて、
おやすみなさい。

540度の必要性

2003年2月6日
2月5日は僕の誕生日。

誕生日おめでとう!

と誰かに言ってもらいたいがために、

「今日誕生日なんだ〜」
というと
「へえ〜何時に生まれたの?」
とか
「そうなんや」
とかばかり・・・

なんで第一声で「おめでとう」と
言ってくれないのか。

なぜならこの日は修士論文最終提出日で
かなりドタバタしていたから。

2部作らなければいけないので
コピー機フル回転。
途中何度も原稿がつまり、
あったまきたので、一枚一枚差し替えてやっていたら
1時間以上かかってしまった。

そして学事課へ。
むむっ、すごい行列だ。100人弱はいるぞ。
最後尾に並び、順番を待つ。

そしてやっと出番が回ってきた。
一字一句ことこまやかにチェックされ、
どきどきもん。
飛行機でボディーチェックされるよりも
厳しかった。

あんなに厳粛だとは思わなかったよ。
卒論提出の100倍はきつい。
友達はハイフンが入っていなかったので
また再提出をくらっていた。

無事に提出終了。
その足で、卒業旅行にNYにいく予定を
HISにキャンセルしに行く。

やっぱ贅沢すぎるもん。
まわりはみんな金持ちだからいいけど
うちは平均くらいでバイトしてなんとか
やってける感じなのに、
友達はバイトしてないでガバガバ海外旅行に
行ってるし、欲しいものはすぐ手に入れている。

今回はやめやめ、NY行ってブロードウエイで
ミュージカル見るはしたいけど
そう何本も見るわけいかないし、
ミュージカルより演劇派だからね、僕は。

ってなことでキャンセル。

スキーと国内一人旅にぶらっと行く予定。

ぽんたと旅行すると
ハプニングがたくさん起こりますよ。
いい意味でのハプニングなので
思い出に残ります。

でも、まずは卒業を決定させねば。

修論提出したものの、まだ発表が残っている。
2/8土曜日。
ん〜緊張する。
しかも発表&質疑応答時間が去年の2倍に増えた。
がび〜ん、ありえね〜。
とおもいながらも
発表原稿作りで徹夜。

そして今日教授の前で模擬発表。
緊張して早口になってしまい、
早めに終わってしまった。

本番ではゆっくりしゃべるようにとのこと。

緊張することってかなり大事なことだと思う。
極度の緊張はあかんけどね。

明日は朝から晩まで
電磁気のテストの採点・・・
最後のレポートの隅に
「一年間ありがとうございます。わかりやすくて、とっても感動しました。」
と書いてくれた女の子。
ちゃんと点数とってくれていることを祈ります。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
誕生日。
小学校のときは誕生日パーティーとか開いていた。
中学では学校に行くと黒板に友達が
「誕生日おめでとう〜〜ぽんた」
とか
「相合傘でぽんたと女の子の名前」
が書いてあったりした。
うれしいね。

高校からはあまり、なくなって、
大学ではその当時付き合っていた彼女から
プレゼントを。
別れてからは、家族でしんみり祝ってもらっている。

幸せなのかな、うん、幸せだ。

これからは贅沢は禁止します。
浪人して、私立入って、しかも大学院まで
行かせてもらっている。
自分で稼いだお金をこんな僕につぎ込んで
くれている両親に深く感謝している。

自分で稼いでから好きな事につぎ込みます。
親だって海外旅行とか行きたいと思ってるだろうし
行かせてあげたいと思う。

社会人になって希望とは違う職種になるんだけど
我慢はします。
プライドだけが先行するぷーは
将来絶対に家族を不幸にさせるのでなりません。

やはりぽんたは
自分のためでなく、誰かのために
生きてきたし、
これからも生きると思います。

光輝く星ではなくても
だれかがそっと見つけてくれて
思いを馳せてくれるだけで幸せかな。

欲望とプライドの台頭
そんな人が大半をしめているでしょう。

方向転換には540度見渡すことが必要。
360度回転して
自分の位置をしっかり認識しする。
それから180度転換する。

欲望とプライドは
自分の立っているところを見えなくさせる。

とりあえず
無心で卒業決定させて、
すぐにエントリーシート考案します。

ではでは久々の更新でした。

2/5に生まれた同じ誕生日の人たちに
「おめでとうございます。今年もいい年にしましょうね。」

同日、同時、同場。

2003年1月31日
提出まであと5日。
そうです、そうなんです、2/5締め切りなんですよ。

調子が良いときは、勉強も楽しくやっていけてたものの、
本日教授に会いにいくと、
「今日はだめ!試験の採点があるから!」
「何時に終わりますか?」
「21時、21時だよ!」
「・・・」

「ぽんた君の修論直しといたから、ちょっと来なさい」
「は、はい」

「それで、これなんだけど、どうなってるの?」
「どうなってるのって?どういうことでしょうか?」
「でさ、何やってんの?はあ?」

(プチプチプチ・・・ぽんた血管切れる5秒前)

絶対八つ当たりだ〜〜採点で疲れたからって
そりゃねえべさ〜〜

一気にやる気うせ、さっさと帰宅。

でもしょうがないから、修論の手直しをし、
「芸術に恋して」を鑑賞。(高校教師はがまん)
シェークスピア特集だったんだけど、
おもしろいかった。シャークスピアと横山やすしの共通点なんていうのは良い発想で、あれでひとつの論文がかけてしまいそう。ただ、ゲストが話を深く掘り下げてくれないとね〜

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
若い二人を疑う男
「わかんねーよ、若さってやつは何をしでかすかわからねえからな。悩んで立ち止まっていると後ろからけりをいれてくるもんさ。」
−−−−−−−
酔った男女
「そうよ、酔っているのよ。自分にね。仕事して疲れて、ご褒美にここでお酒を飲んでいる。そんな自分はみじめだけどそれ以上に充実感がある。ジョージ、あなたはそれを一気に飲み干したの」
「こんなになるなんて」
「恥ずかしくないことよ。酔えない人の方が多いんだから。不幸もね酔うと幸せになるの。酔える人は幸せなのよ。」

次回戯曲:執筆中
時代:第二次世界大戦
舞台:ドイツの田舎、古びた酒場
意識はしてなかったけど
ちょっとCABARETに似てるのかな??

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
そうそう修論締切日
2/5はぽんたの誕生日です。
ハッピーになるかアンハッピーとなるか。

高校の時に同じ部活で
同じ誕生日の女子がいた。
話していると、病院も一緒で
時間もほぼ昼間で一緒。
ん〜生まれたときからめぐり合っていたのね。
その彼女はとても美人で、
写真はバチバチとられるし、
ほかの学校からもたくさん男が見にきていた。
たしかに美人。そして
運動神経も抜群。
高校卒業後は体育大学に行ったとさ。

僕も高校の時は
体育大学に行こうと思い、最後まで悩んだ。
運動テストの基準ははるかにクリアしているので
楽に受かるので、とりあえず勉強した。
そしたら負けず嫌いが発症して、案の定現在に至る。

そろそろまわりに流されるのはやみよう。
自分の考えにもっと自信を持って生きてゆく。
決めた。

修論やるだけやって、だめだったら、しょうがない。自分の人生なんだから、自分で道を探して
歩いていくのだ。

久しぶりに大学に行った。

手直しした修論を見せるためだが、
教授の研究室に入ると
なんか、機嫌悪そうな声が・・・

でもでも、最後まで書き上げたので
「ぽんた君は最後まで書いたね、ここから微小修正していこう、今日はこれ預かってじっくり読むから。」
「あの〜では僕は何をしておればよいので沿しょうか?」
(しまった、言わなければ良かった)
「じゃあ、これと、あれと、あれ、やったら」

やること増えた〜〜

まあ、怒られはしなかったので
良しとしましょう。

自分の研究室に戻り、友達と話をしていたら
北朝鮮のあの踊り、律動体操の話に。
しかも4種類あることはみんな知っていて、
しまいには踊りだしてしまった。
そこで助手の女の先生が
「あかんで〜洗脳されちゃ〜」
律動体操終了。

今日は天気がよく。
とてもすがすがしい日だった。

陽をあびながら
深呼吸してみたくなる時ってあるけど
まさにその通りで、
体が勝手に動いて、気づいたら両手を空に
広げていた。

と、同時に、真っ青な空には
高校のとき付き合っていた彼女の笑顔が
いまだに浮かぶ。
あれ以来、眠れないぐらいの本当の恋を
していないな〜という思いがよぎる。
甘酸っぱい気持ちに久しぶりになれて
ちょっとあのときの気持ちを思い出したのだ。
(梅干を見ると唾液がでるのと同じか?)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
でも、やっぱり思う。
片道1時間40分の通学は
やはりしんどいな〜と。
よく6年間も続けてこれたものだ。

早く足の怪我を治して
澄み切った冬空の下、
ランニングしたいという思いでいっぱいです。

研究室行くごとに
足のことを心配してくれる助手の先生に
面とむかっては言えないので
この場をかりて
「心配してくれてありがとうです。」

極上焼酎「百年の孤独」を飲みながら
寝ますか。おっと
焼酎のお湯割には、お湯を先に入れるのが
こつです。本来のうまみがきつくならず
マイルドに堪能できるので。

それでは、おやすみなさい。

そして直行

2003年1月25日
今日も朝から晩までパソコンと
にらめっこ。

そして、修論を最後まで書いてみた。
そう、ただ書いてみただけ。
教授に見せれば、また、Z会みたいに
真っ赤に添削されて返ってくるのがおち。

夕飯後は
「千と千尋の神隠し」を鑑賞。
一回目は映画館で見て、これが二回目。
さすがに、ストーリーの裏にあるものも
はっきり理解でき満足満足、
そして最後に軽くうるっときてしまった。

さあ、明日からどうしよう。
とりあえず、日曜はTOEICなので、
一日つぶれてしまう。しかも、会場が
遠いらしく、駅から徒歩20分だって。
・・・足痛いっつうねん。

そうだ、減量しよう。
足を怪我し、修論も家で書けるので
外出すること皆無に等し。
そうすれば、食べてしまうこと食べてしまうこと。

ここ2週間で2Kgアップしちゃいました。
だから明日から間食なし、食事二回、
軽く歩く(怪我に響かない程度)。
高校の時は一日5食していたのに、逆にやせていった。あんだけ毎日走っていれば当然か。
一日平均15〜20Kgは走っていからな〜
食事は、
自転車で学校いって朝練して、1限目〜2限目で持参した弁当を食べ、爆睡。昼休みのチャイムで起き、軽くパンを買ってたいらげ、校庭でサッカー。
そして、また爆睡。部活の時間に起き、走りまくる。くたくたになって帰りにどこか飯を食べ、
そして、家でも夕飯。遊んで夜中に夜食と。

ま、過去は過去。今はとりあえず、
2kg落とします。

明日TOEICの勉強っすかな??

おっ、腹が・・・痛い・・・
さっき、鼻をつまみながら青汁を一気に
飲み干したからだ・・・
きっとそうに違いない・・・

GO〜〜〜

真楽を求めて

2003年1月24日
しばらくぶりの更新。

最近は夜8時くらいに寝てしまい
朝の5時に起きてるという、
小学生なみの生活。

「書いて来い!書いて来い!」
と教授に言われてから、足を怪我したため
2週間大学には行かず。そして
できたところまで修論を渡し、チェックして
もらった。

いろいろ手直しするところはあるが、
よく書けていたらしく
「いや〜こんなにちゃんとやってると思わなかったから、君のおかげで、参考文献の論文読まされちゃったじゃないか、ハハハッ」
終始、にこにこの先生。
そんでもって、TEXへの写真の取り込み方とか
丁寧に教えてくれたし、こっちが聞かぬことまで
いちいち教えてくれたのだ。

笑いの絶えない研究室での討論だった。

いやなことはさっさと終わらせ、
自分の好きなことを存分に楽しむことが
ぽんたの性格。

この性格、自分でちょっと気に入っています。
楽しみを最高に楽しむための唯一の方法だからね。

とにかく、今日は修論に集中し、
明日とあさっては演劇にどっぷりつかる予定。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
目覚めのコーヒー

修論書きながらのコーヒー

昼飯後の紅茶

夕飯後のコーヒー

が日課になりつつある。

紅茶に蜂蜜を少しいれると、これまたいいんだな。
癖になりそう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ビデオ3本借りて、見ました。

「スターウオーズ・エピソード2」
まあ、美人さんが多いこと。だけかな。
「ヒューマンネイチャー」
森で生活をしている類人猿を教育して、人間にさせる映画。教育を受けても、なかなか理性で抑えることのできない性欲が見事に描かれている。レストランでもウエイトレスがくると、いきなり後ろから抱きつき腰を動かしてるし・・・笑えるし、かつ男である自分を滑稽に表現されている気がして、少しひきつられた。

「ワンスアンドフォーエバー」
メルギブソン主演のベトナム戦争を舞台にした映画。でました、アメリカ万歳、そしてこじんまりとした世界。戦争シーンそのものはおもしろいものの、その後ろにあるドラマ性、ストーリー性が皆無に等しい。すぐ忘れ去られてしまいそうな作品。

−−−−−−−------------------
最近の勧誘電話に腹がたつ。

電話がなる。
(ぽんた)「もしもし、ぽんたですけど」
(おとこ)「ずーか(ぽんたの兄)さんいますか?」
(ぽんた、ちょっと怪しむ)
(ぽんた)「え〜と、今、いないですけど・・・」
(おとこ)「そうなんですか、どこにいますか?」
(ぽんた)「千葉に住んでるんですけど・・・」
(おとこ)「わかりました、電話番号教えてください」
(ぽんた、この展開にかなり疑いを持ち)
(ぽんた)「あの〜どちらさまですか?」
(おとこ)「ほりうちですけど。」
(ぽんた)「えっ、あっ、そうですか。」
(おとこ)「はい。」
少し間
(ぽんた)「どちらのほりうちさんですか・・・高校の同級生ですか?」
(おとこ)「そうですそうです」
(ぽんた、あやうくだまされそうになるが、最後に耳を澄ませて、電話の奥の音を聞く。すると、ほかにも電話をかけている声がたくさん聞こえてきたので)
(ぽんた)「すみません、いま電話番号わからないんですけど」
(おとこ)「いいですよ、待ってますよ」
(ぽんた、こいつなかなかやるな、と同時にここまでしつこくしてくるのだから、教えたらかなり厄介なことに巻き込まれそうと思い)
(ぽんた)「あの、親に聞かないとわからないんです!」
(ぽんた強めに言う)
電話が切れる

・・・むかつく・・・彼に不幸あれ!

こういう勧誘はやめてほしいものだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

大雪:積雪8cm。
雪かきをした。
近所の人が雪かきを朝早くからしたみたいだが、
道路に出てみると、ぽんたの家の前だけ、
長方形にきれいに雪が残されている。
近所付き合いってそういうものなのか。と改めて思い知らされた。表面だけなんだね、なんかいやだな。と思いつつ、せっせと雪かきしたのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

大学もあと残すところ2週間くらい。
すこしセンチな気分になってきた。

やり残すことのないようにしまっしゅ。
(PS。願書1社もらってきました。)


ゆるぎない誓い

2003年1月19日
ふむふむ、充実した日であった。

もちろん大学の勉強ではなく、
一日中文学と映画に浸っていた。

去年トニー賞をとった、
アーサーミラーの「セールスマンの死」
を一気に読み終え、
1950年代のアメリカの時代背景と
その当時の家族のあり方について
心で感じることができた。
当時の人がどういうことで悩み、
どういうことに喜びを得て、
人生をどのように捉えていたかをはっきりと。

今のこれからの日本にもしかしたら
かぶるところが多々あるかもしれない。

これは演出家によってかなり個性あふれる舞台に
なるんじゃないかな。一度舞台を見にいきたいもんだ。

そして、そのまま、去年度の新人優秀戯曲賞作品集を読む。アーサーミラーの芸術作品に比べると
ほんとよみごたえがまったくない。と、こんな
酷評しつつも、自分も去年これに応募して作品
出して、落ちてるからな〜何もいえないた。

結果を出せてないものが、批判することは
許されないが僕のモットーだから。

計8時間に及び3作品を読破。そしてBS2で夜中にやっていた、「シンレッドライン」を見る。
第二次世界大戦を舞台にアメリカ軍が日本軍を成敗するお話だけど、ハリウッドに見られるようなアメリカ至上主義は見られず、戦争を通して同じ人間どうしが殺しあっている悲惨な現実をうまく詩的に
描き出している。これ見たのは2回目だったけど、よかった〜

3時間の鑑賞のあと、夜中4時に外に出て、
近くの公園を歩く。まだ頭に残る余韻を
ゆっくりとかみしめながら味わっていた。

夜空は灰色の雲で覆われ、星は見えない。
今日は天気が悪いのかな?

少しずつギブスで固定された足首も治りつつある。
ので、今日は外に出て動こう。
動くっていったって、まずは美容院行って
それから、どこか静かに落ち着けるところにいこうかな。例えば美術館。

大学3年のときに受けた授業を思い出した。
日本の芸術についての講義で、
近代美術館に行ってレポートを書いたこと。
授業受けている人たちと先生と美術館前で待ち合わせして、みんなで一緒に入り、そこからは自由行動。そのときの催しは陶器であった。
有名な人の作品があって、その人曰く
「陶器は使用してこそ機能を果たすものであり、芸術作品となりうるのである。」
と、確かにそうだよね、芸術の外面性と内面性のどちらを重んじるかによるんだけど、それはその人によるもの。そして、その人の陶器はすべて渦を巻いていた。
「渦を作り、回ることは自然なことであり、そこに力強さが生まれる」
うんうん、それはわかる。この地球だって宇宙だって、電子だって回っているんだから、すべての根源と言っても過言じゃない。と僕は思うので、そこはレポートでかなり強調して書いたと思う。

思い出すと楽しかったのだ。自分で興味持ったもの
に対して、自ら進んで接触し、考え、そして調べる。これって研究の醍醐味。
でも、うちの物理じゃそんなわくわくさせてはもらえず、興味は薄れていった。
自分で、宇宙論や素粒子論はかなり勉強していたな〜

好奇心沸いたら、ぽんたを止めることができません。
唯一とめることができるのは自分自身。
己が自己満足に陥ったときに、火は消える。
でも、すぐにまた火つくけどね。

金曜に2年間の演劇実習を終え、これからは
環境なくして自ら進んでいかなければならない。
そう思い立って、すぐに戯曲を読み漁っていたのであります。
切羽詰って鬼気迫って臨めば
短時間で自分をステップアップさせられるだろう。

今日からが本当の僕の演劇人生の始まりです。
ここに誓いの文を書き留める。

いついかなるときも演劇を生活の基とし、
いついかなるときも人生を演劇によって豊かにし、
いついかなるときも消えることのない演劇の火をともし、
いついかなるときも表現者として人々に伝えていき、
そしてより自分自身と人間というものを演劇を通して知るために努力を惜しまないことをここに誓う。

2003年1月19日 ぽんた


ってな感じなんだけど、
その他のこともおろそかにしてはいけないので、
支障をきたさないように努力します。



ギブスをしてから早三日がたった。

ん〜なんて回復力だ。
痛みもだいぶ消えたし、歩けるぞ〜
でも、今日病院に行ってギブスを
外して足首を見てみると
!?ひいてしまった。

内出血の嵐。
ゾンビみたいな足首。
紫色が大半を占めている。

自分の足じゃない感じがして、
心の中で「おーい、生きているか!」
と問いかけながら
指先でつんつくつんしてみた。

これは果たして回復の方向に向かっているのであろうか?

外には出歩けないので
家では飯食って、テレビ見て、寝て、修論。

そうそう修論なんだけど
教授にまだ一回も見せてない〜(切れてない風)
でももう、書き終わりそうな勢い・・・
いいのかな?
見せて、書き直しとか言われたら絶対に間に合わないね。その時はその時だ。

コーヒー飲みながら修論書いて、
今は夜中の4時。
また、熱いコーヒーをいれ、クラシックギターを弾き出している。机の棚にはさまっていた冊子を取り出してみたら、フランスの楽譜屋で買ったやつだった。すっかり忘れていて、見つけてちょっと嬉しい♪しかもパッと見てひけるくらいの難易度だからお手ごろだね。
♪〜演奏〜♪
結構ひいてなかったので、うまくひけるかどうか心配だったけど、十分指は動くし、楽譜も読めるし。

感想〜単純な旋律の繰り返しが多いが、その繰り返しの中で少しずつ変化があり、美しさがある。古典派にルネサンス様式がちょっぴりアクセントとして加わった感じかな。どこかしら優雅さがあり、そしてはかない。

もう1月中旬か〜

とりあえず明日で演劇授業もおしまい。
2年間の実習の最後となる。
先生は僕が自分で勉強しているところを
わざと実践して見せてくれ、説明まで
してくれた。人間的に大きな人だ。体も大きいけど。

と、とりあえず修論・・・と。

最近、何か自分の中の世界観が小さくなっている気がする。もっともっと積極的に動き回ろうっと。
足が治ったらね。
好きな映画を見て、好きな絵画を鑑賞し、好きな音楽を聞く。そして、シナリオを書き、絵を書き、音楽を奏でる。
受動的なだけではいけない。
こっちから宣戦布告しなければ。
押したら引いて、引いたら押して。
そしてたどり着くはコギトエルゴスム。

もうすこし、ギターと語らいます。おやすみなさいませ。


内響く鈍音

2003年1月14日
3連休の最後の日、成人式の日に
サッカー試合してきました。

芝のグランドで、かなりボールがけりやすく
楽しくできたんだけど、
最後の最後で
ヘディングするためジャーンプ!!
そして
ボキボキ
!?
えぐれていたグランドに足をとられ
思いっきり足首が曲がる。
全体重の何倍もかかったため、
これは折れたと思い、
すぐグランドを退出。

水で冷やしにいったんだけど
腫れがひどく、こぶし一個分内出血。

相手チームにお医者さんがいて
すぐさま応急措置。
「こりゃ〜ひどいね〜じん帯断裂は間違いないよ」
「骨折の疑いもありだね」
「ちょっと骨の位置戻すね」
といって、いきなり足首を引っ張り、
強引にはめた。
「うう〜〜〜イタ〜〜!!」
とふんばるしかなく、耐えに耐えた。

湿布と包帯でなんとか応急処置完了。
でも、まったく歩けず。

昨日はどこの病院も休みだったため
今日、診察してもらいに行った。
親の勧めで、近くの接骨院に朝早く行ったら
お年寄りのかたが5〜6人先にいて
開口一番
「あら〜お兄さん、どうしたの??」
「そうなの。それは、大変ね〜」
そんな話をする。
ここの接骨院はドラマで出てくるような
本当に古びた接骨院。味がある。

触診してもらい、電気通して、レーザー当てて
そして、簡易ギブス。
「これで歩けるようになるよ」
と言われて立ち上がってみると
???歩けない。
歩けないではないか!!

明日は最後のTAなので、絶対にいきたい。
生徒が僕を待っている。
でも、家に帰って何時間たってもまだ歩けない。
しょうがないので、明日のTAは休みますと、
連絡した。ショック・・・

じん帯断裂、重症の一歩手前らしい。

貴ノ花が怪我をした。そして僕もした。
前に貴ノ花が右ひざのじん帯を切ったとき
僕も右ひざのじん帯を切った。
頼む、貴ノ花よ、怪我しないでくれ。

今年の成人式は
粛々と行われたらしい。
去年が去年だっただけに、
やはり同じことはやらないらしい。
「自分たちは今の21歳より、大人だよ」
とでもアピールしたがってるようにも見えてしまう。
僕の時は、大雪が降り、積雪20?というすんごい
日だったので、鮮烈に覚えている。
タクシー乗るのにも1時間以上待ったし、
電車も止まるしで。
あれから5年が過ぎ、何か変わったかと
問われれば、少し落ち着きがでたかなって思う。
でもやんちゃなところはそのままだし。

まあ、振り返っても今は意味ないので
とりあえず、修論。そして旅行行って、就職1社受
けて、家探すか。
そんなわけで
冬の夜は、ギブスをしている足には
かなりこたえるので
もう寝ます。

あ〜あ、大吉だったのにな〜
おやすみなさい。
正月モードも過ぎ去り、修論モードに??

なーんて、なるわけもなく、
今日も徹夜してしまった。
一応寝ようとは思って、布団に入るも
2時間たっても、3時間たっても眠れず。

しょうがないから、布団から出て、
ビデオを見始める。
フジのドラマ3本立て続けにみたら、
かなり面白かった。
気づくともう朝の6時。
まだ陽がでないうちから犬の散歩に出かけ、
1時間ほどで戻ってくる。
すぐさま、学校の支度をしていざ、TAへ。

このクラスのTAは今日でおしまい。
1年間こうやって家庭教師みたいに
楽しくそして友達っぽく接してきただけに
情が残る。
でも生徒はそんなことはお構いなし。
気づいてくれたかな、ちょっとテンション高く、
かつ憂いをこめて教えたの。

TA終了後は図書館でレポートを採点。
で、帰宅。

途中マックでハンバーガーを買って帰り、
家でテレビを見ながら食べる。

さすがに、眠くなって、夕方4時に寝たら、
今起きたのです。夜中の12時。
は〜〜完全に熟睡してしまった。

とりあえず、明日は学校行って
先生に会うか・・・

さっきテレビを見てたら篠原良子が電車に乗っていて
「私って、一般人みたい〜」
と言っていた。

んじゃ、聞くけど、芸能人って一般人より
すごいの?
芸能人にできて一般人にできないこともあるし
逆に一般人にできて芸能人にできないこともたくさんあると思う。
人って十人十色っていうくらいで、みんな違うんだから、
自分にないものを少しでも持っている人を
尊敬すべき。
だから、さっきのテレビでの発言は
僕には受け入れられない。

まあ、ぽんたが頑固でかつ平和主義なだけなのかもね。

さあ夜中の2時です。今から夕飯作ります。
静かに静かに作ります。

♪静かなごはんの森の影から〜♪
湖畔だっちゅうに〜〜〜

おみくじ「大吉」!!

こりゃ今年は良い年になるぞい!

鶴岡八幡宮で引いたんだけど
くじ引き担当の巫女さんが
50人くらいいた。ありゃ多すぎとちゃう?

昨日から大学が始まった。
あいかわらずのつまらなさ・・・
ソフトボールやってた時の雰囲気はどこへやら・・
また、研究室の人たちともやはり合わない。
何でだろう??
完全に違う自分を演じてるからね。


途中まで書いた論文を見せる&発表を聞きに
行ったのだが、先生は見当たらず。
新年そうそう雲隠れの術ですか。

|||||修論進行状況|||||
勝手に論文書き進め、
レイアウトを考慮せず15枚。
まあ、レイアウトをしっかりやれば
25枚くらいにはなるかな。
イントロ〜目的〜理論まで。
これから
モデル〜結果〜考察(20枚くらい)
ですな。
あとプログラム(20枚くらい)をちょこんとつけてやればおしまい。
論文を書き上げることには何の苦もないんだけど
提出後の発表が恐ろしい。
中間発表のときみたいに
立ち直れないほど凹まされると
たまんないからね。

|||||||||||||||||||||||||

最近は生活リズムが完全に逆転し、
朝6時までおきていることが多い。
そして、まだ陽が昇らないうちに犬の散歩へ行く。
次第に夜が明け、うっすらと明るくなってくる。
太陽が少し顔をのぞかせると、
朝日なのか夕日なのかわからない錯覚状態に陥る。
しかし、さらに太陽が昇ることで
理性で朝日だと理解する。

朝の散歩は気持ちよい。
真っ白い息を吐き、思いっきり吸い込むと
体中がリセットされたみたいに
新鮮になる。
目が覚める。

−−−−−−−−−−−−−−−−−
最近感動した小説
「路傍の石」(山本有三)

前半は涙ぽろぽろものです。
後半は自分も社会人になるにあたっての
意気込みを教えられました。
電車の中で読んでいて、思わず涙出てしまった。
すると、向かいに座っている大学生くらいの女性が
かなりびっくりした目でキョトンと僕のほうを
見ていた。
でも、恥ずかしさより、感動のほうが上回っていたのでそんなの気にせず、頬を濡らしながら読みふける。
読み終わったあとの、
本を閉じるあの瞬間が
たまらなく気持ちよく、すがすがしく、
かつ切なくもある。
ああいう良い本にもっと学生のうちに出会っておくべきだと痛感させられた本でした。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−
あ〜今年の4月から社会人か〜

ひさしぶりに2chの自分の入る会社のスレッドを見てみたら、かなり、すごくなっていた。
内定者の飲み会で、合コン状態と僕が前に書いたとおり、「あの飲み会はセクハラ会だ」との意見が多かった。
なんかうまくやっていけなさそう。あの飲み会にすらついていけなかったからね。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

とりあえず、
朝日が出る前の
まだ主役だ〜と言っているようにみえる
お月様がとても意地らしくそしてかわいらしく
見えました。
あけましておめでとう!!
今年もよろしくです。

年末は
飲み⇒陣馬山登り⇒飲み⇒飲み⇒高尾山初詣
というハードな日々をすごしました。

元旦の高尾山は
雪が降ったせいで
足元が滑りやすかったんだけど
上を見上げると
木々に雪が付着していて
まるでクリスマスツリーのようでした。

下山途中では、太陽もすっかり顔を出し
雪も溶け始め
木々に積もった雪が水滴となり
まだ枝の上に乗っかっていました。
水玉の花が咲いたように
きらきら木々がひかり、
本当に幻想的な世界を作り出していましたよ。
涙が出るくらい感動しました。

今年は皆様にも僕にもいいことありますように。
ハッピーニューイヤー!!

メリークリスマスです。

ここ二日間の日記。
今年のクリスマスイブは、家族でケーキを食べました。ろうそくに火を灯し、部屋を真っ暗にして、
「WE WISH A MERRY CHRISTMAS♪」を歌い上げた。
今年がたぶん家族で一緒に祝えるクリスマスだから、できるだけ楽しませるように盛り上げたのだ。

夜中は恒例の番組、明石やサンタを見て
そのあと借りてきたビデオを3本ぶっ続けで鑑賞。
「パニックルーム」
デビットフィンチャー監督のサスペンス映画。と言っても、購入したばかりの新しい家に強盗が忍び込んでくるというお話。ホームアローンを怖くして、お笑いなしにした感じ。でもしっかり映像が作られているので、のめりこみやすく、久しぶりの良い作品だと思った。役者じゃなく、監督がすごいんだ。
「MIB2」
あきれて批評もなし。
2は失敗作。
「スパイダーマン」
アニメの映画化としではなく、ひとつのオリジナル映画として作られているので、変なギャップは感じなかった。さらに話のすすめ方がうまいので
あまり飽きもせず、あっというまに終了。これもなかなかよい作品だと思う。

そして今日、クリスマス。
学校を経由して、渋谷のハンズに行く。目的は明日行う大祝賀会の飾りや、クラッカーを買いにである。面白いものが沢山売っていて、見ているだけで楽しいのだ。
夜は下北沢に招待された演劇を見に行く。
生演奏をバックに従えての演劇は初めて。
やはり生音はいいもんだね。
内容は起承転結や起伏があまりなく、単調だったのが気になるが、それよりもお尻が痛くて痛くて
もう勘弁って感じでした。

帰り道、いつもとは違う駅で降りた。
そこは小高い丘の上にある駅。
橋を渡り、急勾配の坂を降りていく。
ふと、夜空を見上げると、
片割れ月がぽっかりと浮かんでいた。
いつも見る半月は縦に真っ二つなのだが
今日のお月様は横であった。
まるで、にっこり笑っているようだ。

そんな月を見ながら、歩いていると
急に風が吹いてきた。
月に灰色の雲がかかり始める。
そして近くの木々がざわざわ
音を立てはじめた・・・
・・・怖い・・・
理由はないが
ただ怖い。
何にたいしてかわからないが
怖いという気持ちが
自然と僕を襲った。

風が入り込まないように
マフラーをしっかり巻きつける

先ほどの「怖い」は
たぶん
大自然(人間をはるか超えたもの)と僕とが1対1で見つめ合うと
生まれる感情ではないかと
直感的に悟った。

すれ違う人々の顔には
幸せそうな笑みが浮かび
夜空には
にやっとおおきな口で
おつきさまが
うれしそうに笑みを浮かべていた

メリークリスマスです!!

小さな小さな宇宙

2002年12月23日
寒い日が続きますね〜

土曜日に、IBMサッカーをしに千葉まで。
天候は最悪。みぞれに風。グランドは一面のみずたまり。

それでもやるうちらはかなりの馬鹿ども。
で、寒さに耐えながらびしょびしょになりながら
試合をおこなった。
終ったあとはそっこう、大浴場へ。

ふう〜生き返る〜

人生で一番つらい(寒い)試合やった。

日曜、朝起きたら全国高校駅伝やってるではないか。
懐かしい〜〜
自分も高校のとき目指していた。
都大会で3位。関東大会出場。
あと2チーム抜いていたら自分もあの場所(京都)で走っていた・・・で1位の久我山の強さがあの時代は光っていたが、今年は正則学園??
たしか、かなり弱かった気がしたのに、
いつのまにやらこんな強くなってる。


高校時代、5km15分台の自分。
これでもほぼ一流の仲間入りだったのに
今では13分台出しているやつがいるなんて・・・

テレビではもう一緒に試合で戦った仲間は
誰もみかけない。
時がたったんだのとあらためて感じた。

月曜、今日は地元サッカーの試合。
チャンスではずし、自分としては
いいプレーがひとつもないいまま
終了。
でも6−0で勝利。
結果オーライか?

寒い夜は、すこし切なく、
でも家族の暖かさを再認識させてくれる。
真っ暗の部屋でふうーっとはくと
息が白い。
まるで宇宙の中にある銀河を思わせる。
ここにも小さな宇宙ができた。
神様にでもなったような気分で
「エヘン」と腰に手を当ててしまう。

クリスマス、家族と友達と自分の中にいる
神様にお祝いをしよう。

メリークリスマス♪

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