木曜日、サッカーをしにいく。
ドライブがてらと思い、
車で行ったのが大間違い。
渋滞&迷走で
3時間以上もかかってしまった。
おかげでついたときは
クタクタ。

で、帰りも迷走・・・

方向音痴はなおらないもんだ。
よく女性は地図が読めなくて、すぐ迷うというが
もしかしたら僕は女脳であるかもしれない。

サッカーはあまり楽しめなかった。
まあ自分の思うとおりに行かなかったからだけど
点を取られないサッカーは好きではない
点をとりにいくサッカーをしたいのだ。

金曜日。
今日だね。
演劇の実習だけど、ピアニストが急にキャンセルで
結局「ファンタスティックス」の舞台のビデオを
3時間見ていた。
初っ端のナンバーはさすがに惹きつけられる。
TRY TO REMEMBER〜♪
さあ、さあ、さあ・・・♪
トムジョーンズとハーベイシュミットのコンビで
不朽の名作になりつつある。
年明けには宮本亜門が演出でやるらしいいが
見ものである。さらに旅芸人役がなすびって
いうのにもびっくり。大丈夫なのかなね??
歌うたえるのかい??

うちの先生がこれを訳して、出版するとのことで
1/20に出るらしい。
できれば買って下さい。
台本だけどもミュージカルというものの
構成とドラマの作り方がわかるので、是非是非。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
大学の友達と話していたら
卒業旅行の話になった。
うちらは学部卒業時にすでに
イギリス・フランス2週間の旅行に行っている。

院の卒業というこで、海外に行こうとのこと。
その友達は、あまりバイトをしておらず、
しかも常に好きなものはすぐに買っている人。
どこから海外行くようなそんなお金がでるの??
不思議でしょうがない。
家柄のせいかな。

うちの親なんか海外なんかハワイに一回行ったきり
で、ほかにはなし。
たぶん、自分の学費を出してくれているので
旅行に行くお金がないのだろう。
すごく両親には感謝している。
自分が海外に旅行に行くよりも
お金貯めて、親に海外旅行をプレゼントしたいと
思うほうが強いな。

あまり豪遊せず、質素に旅行するなら
お金はバイト代でなんとかなるかも。

今だったらフランスに行って2週間くらい
ぶらぶらカフェで演劇書を読んでいたいな。
そして、夜はコメディーフランセーズで
モリエールの劇を見るくらい。
別に観光名所に行きたいとは全然思わんし、
もっとその地の空気に触れていたい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


TRY TO REMEMBER〜♪
さあ、さあ、さあ・・・♪

頭の中で何回も聞こえてくる。

いままでを振り返る。

まわりに流されないで
もう少し自己主張しないとな。

毎日の生活を当たり前のように過ごしているが
当たり前に過ごせる親の有り難味を
もっと感じないとダメだ。

そういう意味では鈍感である。
常に敏感でいないと。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
夢をみた。
久しぶりに追われる夢。

時代は世界大戦中、場所はドイツ。
ヒトラー独裁政権の下、僕は大勢のユダヤ人と
ともに貨車に乗せられ、収容所に運ばれている。

大きな収容所で降ろされた僕らは何が何だか
わからないまま宿泊所に連れて行かれ、
夜を迎える。
非現実的な夜。
ベットに寝転んだ僕は
牢獄の鉄格子でできている窓から見える月を見ている。
月は欠けていた。

ふいに非現実的な世界が
月を媒介として
現実と交差する。

正常な認識ができる。
洗脳から解けた感じだ。

僕はすぐに心の中で叫んだ。
「やばい、逃げないと!」

見つかればその場で射殺されることが
わかっていながらも
ここにいれば待っているのはただ死のみと思い、
ためらいもなく静かに部屋を抜け出る。

神経の糸をを360°全ての方向に
張りめぐらせながら
無我夢中で逃げ出す。

考える余裕が出てきた時には
どうやら収容所を抜け出すことには成功し、
森やら街やらを走っていた。

誰も追ってはこない。
しかし、何かが追ってくるかもしれないという
脅迫観念と闇はまだしつこく
追ってきている。

ひたすら走る。どこまでも走る。
夜は続いている。
漆黒の闇の中を走る。

太陽が顔を出せば
すべてが夢であったかのように
そして、母が朝食を作っている、
そんな事を
一心に願いながら、
僕はまだ走っていた。

そんな夢でした。

ユダヤ人が次々と殺され
双子は手術で体をくつっけさせられ人体実験に、
お年寄りは役に立たないと殺され、
収容所の煙突からは
煙がたたない日がなかったという。

そして東ドイツと西ドイツを隔てていた壁が
崩れる。

いままで、西ドイツに残した家族のことを思いながら見ていた月、
東ドイツに残した家族のことを思いながら見ていた月、
どんなけ高い壁があったとしても
月への人の想いをさえぎることはできない。

想いは鳥のように自由に駆け回れる。


中国ではいまだに民族虐殺が行われ
北朝鮮でもしかり。
ロシアでもしかり。

日本でも昔は北海道や東北地方に住んでいた
アイヌ民族の排除があった。

アメリカではイスラム教徒の迫害がある。
そして決定的な白人による黒人差別がある。

知を得た動物は
傲慢さを覚え
虚偽の優越感に至福を覚える。
優越感は差別意識に等しい。
だが優秀な遺伝子を残そうとする
動物本来の性質をよく象徴しているものかもしれない。

知を得た我々は
服を着て、肌を隠し、知を持って雄弁に振る舞う。
しかし、そんな我々が
一番生存本能をむき出しにした動物なのではないか。

ハダカの王様はいつ気づくのであろう。
それとも死を迎えるまで
気づかぬままか。

無知の知。

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