初TOEIC受けてきました。

試験官のバイトでいつもならスーツを着てるはずが、今日は逆の立場。なんか緊張しちゃう。
教室はかなり広くて、300人ぐらいいたかな。
女の子が多くて、その次にサラリーマンや主婦っぽい人もいた。
席は前から2番目で、四方は女の子に囲まれていた。
試験がはじまるまでって、寝てる人がおおいのに
びっくり。
試験開始しても、ダラーとした雰囲気があって
やな感じ。

とりあえずリスニングは無難に終了。
無難とは、まったくわけがわからなかったということではなく、
とりあえず少し理解できて埋めれたということ。
次にリーディング。
文法間違いなんてわからんてっ。
とっくの昔に忘れたさ。
と、そこにカメ虫君登場。
どっから飛んできたかは知らないけど
よりによって僕の目の前にランディング。
周りの女の子の不安げな視線、
僕の行動をじっと見ているのに気づき、
何か対処しなければ。
そこで
ゴキブリ以外の虫に温厚なぽんたは心でつぶやく
(ごめん、かめちゃん!)
パシッ
と指でカメムシをはじいた。
うまく人のいないところにランディング。
周りの人も一安心したみたいで
問題を解き始める。
僕も解かなきゃ。
時間が経つ。
穴埋め、文法終了。
で、あとの文章問題はじっくり読んだため
正確に解けたと思う・・・がっ
時計を見ると残り5分。
残された問題数は20問。
不可能。
・・・ぽんたは少し考える
問題用紙を閉じ、適当に全部埋めた。

ふうーこれでどれくらい点が取れるのだろう。
周りの友達は600点なんか簡単だよ。って
言ってるし。
まあ結果待ち。

なんか久しぶりに頭を使った気がして、
爽快感があった。
帰りの電車では
夕陽が見事にゆっくりとゆっくりと
何事にも動じずしずんていった。
色彩検定の勉強もかねて
夕陽の色彩を
PCCSで表現すると
dp4あたりの色合い。(わからんよね・・・)

家に帰って、回転すしを家族で食べに行く。
さすがに混んでいて、30分待ち。
暇なので、近くにあるドン○ホーテで
時間つぶしをしていた。
そこで、狭い階段を上から来たやばそうな女二人とすれ違うときに、
すこしかすったら、
「むかつく〜」とか言われた。
のでので、ピキッときて
すかさず
ガンを飛ばす。

あとあと考えてみると
ああいう年頃もあったなと逆に懐かしくなってきた。
あの女二人が就職して仕事したら
どう変わるのか楽しみだ。
自由のはき違いが散在している。
秩序のない自由は混沌である。
法治国家の下で
自由の尺度が与えられていることに
気づいていないと
社会は崩壊していく。

とか、考えているうちに回転すし食べ終わり
家庭教師に。

「先生、あの〜複素数って何?」
「そりゃ・・・・・・・(長いので省略)」
複素数を用いることで
数学的表現方法がひろがり、
例として
宇宙の成長まで記述することができると教えると
目が輝いていた。

「何でこういう式がでてくるかわかる?」
「ぜんぜんわかんない」

人には二種類いる。
問題数をこなすことで、経験をつむことで
その中から真実を理解する人と
はじめに真実を一から理解しないと
問題を解くことができない人。

それをひとまとめにして学校では教えているので
差がでる。
「学校ではちゃんとこういう風に教わった?」
「そんなこと教えてもらってない」

教えている生徒は後者のタイプなので
一から理解させている。

久しぶりに充実した家庭教師だった。

ホッと一息ついて、中国緑茶を飲みながら
テレビを見ていると
先日のモスクワ劇場の事件についてやっていた。

テロに少しでも屈する態度を見せてはいけないという姿勢から
プーチン大統領は特殊部隊の突撃を命じた。
人質のうち120人弱の人が死んだ。
その後プーチン大統領は
「よくやった。人質が数百人も救出できたのは奇跡に近い」
これを聞いて死んだ者の家族はどう思うだろう。
化学兵器ガスの投入。
120人弱の命は、テロに対する国際社会の大きな
盾となった。誇りに思うべきである。
と書いても現実感はなかなか伝わらない。
そんなとき、僕は想像する。
家族とともにもしミュージカルを観にモスクワ劇場にいたらと・・・恐怖感がリアルに襲ってくる。
9・11の世界貿易センターのときも同様に
想像して、あの日は一睡もできなかったことを
思い出す。

日本では劇場をのっとることは絶対になく、
もしテロがあるとしたら、TDLであろう。

演劇・ミュージカルを勉強している自分にとっては
今回の事件は、考える良い機会である。

ふと考える。
今日「むかつく」といった女二人に
ちょっと腹を立てている自分がちっちゃく感じた。
やめよう。

もっと大きくなろうと。

人の痛みは、本人しかわからない。
でも感じることはできる。
どこまで感じられるか
どこまで近づけられるか
その人の優しさなり
情となる。

演劇もそう。どこまで人の心理に近づけるか。
疑似体験できるか。
そして人は単体でありながら多様体となれる。
そこがおもしろい。
人が好き。だから演劇も好き。

でも学校は嫌い・・・
な〜んてね。
おやすみどす。

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