久々に書きます、書きます日記。

今日は映画についてちょくら書きますだ。
ビデオ3本借りてきたので各々について

「赤い橋の下のぬるい水」
言わずもがなの日本映画界の巨匠、今村昌平監督の
作品。役所広治と清水美砂のちょっとエロくて
笑える話。リストラされた男が、家族と離れて
地方に来る。そこで知り合った女がなんと体に水がたまってしまうという特異体質の持ち主であった。その水を抜く作業を男が一緒に手伝っていくストーリーである。もちろん水抜き作業は潮吹き作業のこと。どことなく全体的にさびしさが漂っていた感じがした。

「ドラえもんのび太の僕が生まれた日」
34分の短編シリーズであるが、これがまた良い!
のび太の結婚前夜に比べるとストーリーの質が落ちるが、この誰もが持つ親への気持ちを、特に小さい時にはいつも感じていた気持ちをストレートに描いている。こういう作品を作る大人の人って尊敬します。忘れてはいけない感情を忘れかけている僕らの世代に警告の意味も兼ねて映画にしているのでは・・・
見終わった後には、顔じゅうぐしゃぐしゃで
大泣きしちゃいました。でも結婚前夜のほうが泣けたな〜

「ムーランルージュ」
一応演劇・ミュージカルの勉強している身として
厳しく観させてもらった。ムーランルージュは元々
はミュージカルの舞台作品である。今回はそれを映画化したもの。一般に舞台作品を映画化すると
過去の経歴をみるかぎりほとんど失敗している。
大丈夫かな〜と親心の気持ちで見始めてみると
意外や意外。すごいじゃないですか。
舞台のレベルを落とさずに、うまくやっている。
しっかりと、気持ちが高ぶってきたら歌にそして
さらに高ぶったら踊りだすという
ロジャース&ハマースタインの形式をしっかりと
とっていて、かと言って舞台をまねしようとはしていない。それがいいところだと思う。
普通はどれだけ舞台の雰囲気に近づけるかを
狙って作るものだけれども
今回のこの作品は、例えるならムーランルージュの舞台を見たある一人の男が観劇しながら想像していた世界を描いたものになっている。
だからこそ、かえって舞台の雰囲気もありのままに
伝えられているし、ストーリーと映像と舞台という生の雰囲気とが喧嘩することなくうまく調和しているのである。だって良い舞台を見たときに鳥肌がたつのと同じように、鳥肌、立っちゃたもんね。
舞台の映画化作品としては傑作でしょう!
また台詞・詩がじーんときたね。

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大学
いまだ先生現れず。
まだ、入院中かどうかもわからず。
原因はうわさではうるしにかぶれたとのこと。
よくわからん。しかもフランスでの学会でのことらしい。

プログラム
結晶成長で3種類の拡散を組み込もうとしている。
一つ目は完了。二つ目を今日プログラムしたが
結果が怪しい。明日もういちどやってみる。
三つ目はかなりプログラムの量が多くなる。
できるだけ減らそうと考えたが上手い方法見つからず。
まあ、とりあえず地道にやっていくか。
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演劇
演劇祭のチケットをもらい、週に1回見に行っている。小劇場の雰囲気がたまらなく好きだ。あんなに狭い空間が、想像力であんなに大きくなるんだから。のび太君の机の引き出しの中みたいなもんですよ。そろそろ6作品目のシナリオを書こうと思っている。でも書き始めると、ほとんど寝ないし、1か月まるまるつぶれそう。歴史物なんかはいろいろ参考文献読まなきゃいけないし。史実はちゃんと伝えなければと言う思いはある。そもそも演劇・ミュージカルというものは舞台上で虚の空間を作り上げるもの。史実まで嘘ついたら、嘘の上塗りになってしまうので。だから、なんかアットホームなやつ書こうかな。
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夜中の3時過ぎ。
ムーランルージュの余韻が残っている。
深呼吸したくてベランダに出る。
外では猫がまるで赤ん坊のように泣いている。
猫が自分の家の屋根とベランダとのすき間で
子供を生んでいた。
まんまるのお月様が真上に浮かんでいる。
まだ夏の虫たちが歌っている。
最近すこしづつ自分らしさを取り戻す方向に
歩いているという感じがする。
それは確かなことだ。

今日はもう少しこうやって
月を見上げていよう。

戦争があった日も、誰かが暗殺された日も、
名も知らぬ人が誰にも知らず死んだ日も、
おじいちゃんが死んだ日も、
両親が結婚した日も、僕が生まれた日も、
月は変わらず
温かく見守っていてくれている。

これから僕が結婚して愛する人を抱くときも、
生まれた子供をこの腕に抱くときも、
変わらないでいる月を
この日と同じく
見上げているだろう。
僕らのいつもそばにいてくれる星へ。
おやすみなさい。

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